わきがの手術後の、体質による傷跡の違いについてお話したいと思います。
わきがを根本的に治すための手術の方法は、わきの下の皮膚を切り、縫う手術を受ける必要があります。そのため、手術後は、傷跡が残ってしまうそうです。しかし、手術後の経過は、人によって異なります。また、傷跡の種類も異なるようです。わきがの治療手術した後の傷跡は、特殊な体質でなければ、白い痕となり、徐々に薄くなります。傷跡は目立ちにくいようです。
しかし、ケロイドになりやすい体質の方は、数ヶ月にわたって、痒み痛みを伴い、赤くはれ上がることもあります。さらに、ケロイドの症状が重い体質の場合は、手術後の傷跡が、どんどん広がってしまうこともあります。
このように、傷跡が治りにくい体質の方などもいるので、手術後の傷跡についてや、手術の方法など、事前にしっかりとカウンセリングを受けて、納得が行くまで医師と話し合う事が大切です。
それでは、わきが手術で傷跡が化膿するのを防ぐためには、どのように対処すれば良いのでしょうか。わきが手術を受けた後に、傷跡が化膿してしまう原因としてあげられることは、まず、メスを入れた部分に、細菌が侵入してしまうことです。細菌が侵入すると、皮膚に膿などの液体がたまり、患部の皮膚にダメージを与えることになります。そうなると、傷跡が治りにくくなってしまいます。
手術後の化膿を防ぐために、大切なことは、入浴した時に、患部を濡らさないように気をつけることです。また、汗をかいてしまう状況は、なるべく避けるようにしてください。わき毛の処理も、細菌が入りやすい環境を作ります。わきが手術の直後などは、処理を控えましょう。また、手術前には、わきの下を綺麗に洗って、化膿を防ぎましょう。
実はわきが体質をセルフチェックすることもできます。自分のニオイというものは自分では気がつきにくいものですよね。また我々日本人の性質をみてみると他人からはなかなか教えてはくれません。そういった場合にもし、自分はワキガかもしれないと思ったら、次の項目をチェックしてみましょう。まずはじめにチェックすることは耳あかが湿っているのかどうかです。アポクリン汗腺は耳のなかにもたくさん分布しています。そのため、アポクリン汗腺からでている分泌物が多いと耳あかが湿った感じになってしまいます。耳あかが湿っている方たちの約75%を締める割合がワキガの体質である可能性が高いようです。
次にわき毛の量が多いのかどうかを確認してみましょう。アポクリン汗腺と皮脂腺の分泌液というものは毛穴を通って皮膚の表面に出ています。そのためわき毛などの体毛が濃い人の場合はこれらの腺の数も多いと考えられているようです。他にも下着に黄色いシミができるかどうかを確認してみましょう。アポクリン汗腺の汗に含まれている脂肪やタンパク質、鉄分、色素などは衣服についてしまうと黄色い汗染みの原因となってしまいます。そのため汗染みができやすいという人はアポクリン汗腺の数や分泌量などが多いと考えられています。
最後に家族にわきが体質の人がいるのかどうかを確認してみましょう。アポクリン汗腺の数や大きさなどは遺伝があり、左右されることがわかっています。両親のどちらかがワキガの場合には子どもに遺伝する確率をみてみると約50%です。両親の二人ともワキガ体質の場合ですと75%の確率で遺伝することがわかっています。両親ともワキガではない場合で本人がワキガの場合は、祖父母にワキガ体質の人がいるかもしれません。
もしかしたら、自分自身がわきがなのではないか!?と考えてみたことがある人は意外と多いはずです。夏の場合だと、ちょっと外出するだけでも汗をかいてしまうので身だしなみの基本として、気になるのはやはり汗臭さですよね。体臭は男性が気になるポイントでも上位にくるようです。その中でも、わきがに注目したいのですが、わきの臭いは欧米の場合ですとある程度は普通の生理学的現象と考えられており、特別なことではないようです。けれどももともと体臭の少ない日本人の場合は、古くから問題視されており、その程度によっては必要以上に嫌悪感を持たてしまうことも事実なのです。わきがに関する基本的な知識と効果的な治療法をしっておけば気になる臭いを攻略することができるかもしれませんよ!
そもそも「わきが」の正体というものは、アポクリン汗腺がふつうよりも多くて働きが活発なのもののようです。わきがというものは、文字通りわきの下から出てくる特有の強い臭いのことで、いわゆる汗臭さとは異なります。わきがの直接的な原因は、アポクリン汗腺からでる汗の影響によるもので、アポクリン汗腺は、主にわきの下や性器の周辺に存在しており、組織そのものが毛穴と直につながっていますのでわき毛の濃い人ほどその危険性が高くなると言われています。
また、人間の汗にはもう1つの種類の汗があります。それはエクリン汗腺からでる汗です。エクリン汗腺のほうは一般的な汗腺なので身体全体に分布しており、汗自体もほとんどが水分です。たとえば暑い時や運動をした時などに背中からじっとりでてくる汗や額から流れてくる汗はエクリン汗腺によるものです。こちらの場合はわきがの臭いとは関係ありません。ただ、大量の汗をかいたまま放っておいてしまうと皮脂や空気中の雑菌などに反応してしまい汗臭さの原因になってしまいます。
わきがは、わきの下にあるアポクリン腺とよばれる汗の出る腺から分泌している汗の一種が細菌などに汚染されてしまいくさい臭いを放つ症状の事をいいます。わきがのにおいは、鼻をつくような不快な臭いをもっており。医学的にいうと「臭汗症」や「腋臭症」と呼ばれています。ワキの下には、エクリン汗腺、皮脂腺、アポクリン汗腺とよばれる分泌腺があります。わきがの臭いは腋の下にあるアポクリン腺という汗腺から出た汗に含まれている脂肪酸が皮膚の表面にある常在菌が混じり合って発生しるそうです。
アポクリン汗腺というものは、ホルモンの分泌が盛んになる「思春期」のころから活動をはじめるため、この時期にわきがの症状が現れる方が多いようです。またアポクリン腺以外にも、もうひとつの汗腺からもその臭いの発散が関わってくるそうです。実は、欧米人の約8割がわきがの体質をもっています。それに対して日本人は1割未満と少いようです。民族ごとにわきがの体質の比率をみてみると、一般的に黒人が100%で欧米人が70~90%、日本人が10~15%、中国人3~5%というように言われています。
わきがは肉食中心の食説カツで高カロリー、高脂肪食の民族であるほどわきがの体質の人の割合が多いようです。その理由としてあげられうのは食文化の違いが大きく影響しているようです。本来、欧米人は狩猟民族です。そして東洋人は農耕民族になっています。狩猟民族は動物性のタンパク質や脂肪分などを摂取しており、農耕民族は作物などからタンパク質や脂肪分を摂ってきました。このような歴史から長い年月をかけて体質の違いが確立されていき体臭に影響を与えることになったと考えられています。