わきが外科的治療の種類

わきがの外科的な治療法には皮下組織掻爬法という方法もあります。この皮下組織掻爬法は脇下に小さな切開を施してその穴からスプーン形をしたキューレットと呼ばれる術器を挿入します。それから汗腺類を掻きだすといった方法が皮下組織掻爬法なのです。ほとんど皮膚を切らないため傷跡は残りませんが、あらゆる方向に脇下の皮膚裏を引っ掻いてしまうために周辺の組織まで傷つける場合もあります。そのために術後回復の遅れを恐れてしまうため汗腺類を取り残してしまうことも多いようです。わきがを抑える外科治療法としては、あまり効率的ではないかもしれません。

 

剪除法は脇下に切込みを入れて皮膚を裏返しにして、アポクリン汗腺を一つ一つ切り取っていくという方法です。この剪除法は切除法とは違って皮膚の引きつり感はないですが、傷跡はもちろん残ってしまいます。この外科治療は熟練の技術と時間が必要となりアポクリン汗腺を一つ一つ丁寧に除去していくためわきがには効果的といえます。 しかし、エクリン汗腺はアポクリン汗腺よりもはるかに小さくて皮膚表面に最も近い位置に存在しているため皮膚を切開して裏返しをしたとしても見えにくくて取り除けないため多汗症を軽減することは、ほとんど不可能なようです。

 

切除法の場合はわきが・多汗症治療としては最も古い方法なのですが、切除法は脇下の毛が生えている一帯の皮膚を切り取ることによって汗腺類と脇毛をすべて排除します。そのためにわきがの原因を全て除去することができます。けれども切除する範囲が広いため、周りの皮膚を引っ張りながら寄せ集める縫合となってしまいます。傷跡が大きい点が指摘されています。切除法は完治するまでに2週間はかかると言われており、腕のむくみや皮膚の引きつり、そして運動障害などの後遺症がリスクとして伴ってしまいます。

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